●新しい事業主体による事業の組立て

 これまで20年の間、地元専門店部分は「協同組合ショッピングタウンゆうき」が運営し、その組合員が店鋪を営業してきました。また、大型店部分は地主が建物オーナーとなり大型店からのリースバックにより所有していました。

 このように建物の利用・所有関係が複雑なため、自由な店鋪レイアウトがとりにくいという構造的な問題がありました。また、事業協同組合という組織は優れた点も多くあるのですが、法律の制約や意志決定の点では課題も多くありました。

 これからの時代変化に対応するには、より素早く柔軟な事業組織が必要なことから、新たに「株式会社シルクロード」をリニューアル事業をおこなうディベロッパーとして位置付け、協同組合の所有する資産を賃貸し、今まで協同組合員として営業していた店は、あらたに「テナント」として入店してもらうこととしました。

 また、イトーヨーカ堂の営業部分については、「株式会社シルクロード」がオーナーから土地建物資産を取得し、これで「しるくろーど」全館を一体的に利用することが可能となり、従来の協同組合、大型店の境界区分をとりはらいより自由度の高い店鋪レイアウトをとることができるようになりました。

  • 事業基本方針
    • 施設全体の総合的なリニューアルを行い、機能更新をはかる。
    • 新規核テナント、準核店舗を誘致し誘客核とする。
    • 専門店の業種業態を見直し、変更、入れ替え等をおこなう。
    • 資金償還の済んだメリットを最大限に活かし低ランニングコスト化を図る。
    • 事業主体を株式会社シルクロードに移管し、迅速に意志決定できる組織で事業を推進する。
      (事業協同組合は員外利用の制限(大企業のテナント入店は法的に不可能)があり、事業主体にはなりえない。)
    • 時代に合わせて変化できるよう、核店舗オーナーから資産を取得、協同組合床はテナント化し、株式会社シルクロードがディベロッパーとして全体を一体化したフロア利用をおこなう。(所有と利用の分離)
    • 既存組合員には継続によるメリットを与える。



<事業スキーム>